知識と経験
2005-07-13 18:05
昨日の新聞は「2.26事件から69年」「将校ら17人の遺書発見」という記事がトップだった。(読売)死刑なった青年将校の遺書が70年立った今も一般人に大切に保管され、それが遺族の元に届いた、というのはものすごいこと。同時にこの遺書の勢いと気迫ある字をみると、現代に生きる僕らの日本に対する愛情、みたいなものの希薄さが情けなく思う。 話し変わって、
最近LOHASという単語が巷に氾濫気味。 一種のブーム。 情報は多くなったんだけど「知識が増えるだけじゃ何の意味もない」と最近つくづく感じる。 畑で野菜作ったことない人、特に発言権と決定権のあるような立場の人たちが、”無農薬野菜はね?” って語っちゃったり、何かを決定しちゃったり。それは環境保護、原子力の問題でもなんでもそうなんだけど、その”経験”がない人たちの言葉ってのは薄っぺらい。耳から入ってそれが口からそのまま出ているような・・・。 LOHASという概念が多くのマーケティング分野に活用されるのは悪いことではないが、自分を含めて「本質的なことを継続させていく」ということは念頭におきながら取り組まなくちゃいけませんね。 それにしても全然LOHASじゃない企業、三菱地所(ヒ素の事)とかJEF(アスベストの事)が、エコとかロハスとか堂々と言っちゃってるのは本当に恥ずかしいですね。なんでそうなるんだろうな?、情けない。