有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

仕事へのプライド

2007-07-03 01:34

今日は夕方のミーティング後、美容室にcutに行きました。 
高校のサッカー部先輩で18歳で上京したときから切ってもらっています。 
その先輩のお店もオープンして早3年くらい。 
スタッフも増えてきました。 
が最近男の子が給与をもらった翌日くらいに失踪したとのこと。
 ”ホント、男はダメだなぁ?、使えないやつが多いよ” と先輩。 
この台詞最近ぼくの周りでも聞きました。 
女性スタッフの方が優秀だ、という話。 
その男の子は結局実家連絡経由で連絡が取れて、
後日誤りに来たとのこと。
失踪理由を聞いたところ、”仕事に自信がなく、このままで
いいのかどうか悩んでいた” との事らしい。 この仕事が
本当に好きで、打ち込めるかどうかも??らしい。
実はこういう20代の男性は最近多い。 弱々しい。
打たれ弱い。 将来の事ばかりを考えて、目の前にある
ことを必死にこなしていく、という汗はかかない。
そんな話を聞いた後、家に帰ってから4ch で旭川の
”神の手”を持つと言われる脳外科医:福島孝徳先生の
ことをやっていた。 この先生は90歳のおばあちゃんの
脳でも ”可能性が少しでもあるのなら諦めたくない”と
穴を空けて手術をしてしまう人。 道具も自分用に
改良している。 3人のオペを平行して行い、オペが
終わったらすぐにプロ並みにイラストを描いて記録へ。 
12時過ぎ、歩いて5分の自宅に戻ってからは全国から届く大量の
E-mailに全部目を通す。 睡眠時間1日約4時間。
オペも7時間や10時間立ち会うし、全国を飛び回る。
このドクターが言っていました。
「忙しいなんて言っていられない、言い訳もしたくない、
医者のプライドに掛けてやっているんだよ」
そう、
仕事に高いプライドや誇りがもてない人は、どこで何をやっても
ダメなんだ。 
失踪した若い美容師君も、早くプライドを取り戻して1日1日
全力で仕事ができるようになって欲しい。