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アフガン支援

先週ニュースステーションで「スウェーデンのアフガン支援」について特集をしていました。 スウェーデンでは武力とは違う形でアフガン支援に取り組むため地雷撤去や除雪作業員を派遣しているということでした。

驚いたのはアフガン支援に名乗りをあげているのが、普通に仕事を持っているボランティアの人たち、もしくは仕事を失って失業している人たちであったことです。

家族がいて、仕事もある普通のビジネスマンが地雷で死ぬかもしれないのに志願してアフガンに行く・・・これはかなりインパクトがありました。ある意味で欧州とアジアの文化の差、大きな開きを感じずにはいられませんでした。どう転んでも日本ではそういう気持ちになって行動を起こす教育を受けていないし、また社会も仕事を中断して支援に行く、と言い出す人をバックアップする体制がありません。

これは8年程前にドイツに行った時の話ですが、パートナーであるドイツ人の女性スタッフが故意にしてくれて「私の家で旦那を紹介するから食事でもどう?」と誘ってくれました。ドイツ人の家庭で普通の家庭料理を食べれるということで喜んで訪問しました。旦那さんは家庭で赤ちゃんの世話をしていました。”主夫”です。当時若かった私は驚いて・・・なにしろ仕事は男性、女性は専業主婦(家内?)という国で育ったので・・・仕事は?と聞いてしまいました。そうしたら「彼女の方が給料がいいので僕は今休職していて家で赤ちゃんの面倒をみているよ。 2.3年後に復帰できるしね」と旦那さんは答えました。「なんて合理的な国なんだろう。きちんと安心して育児ができるシステムができあがっている」カルチャーショックと共にとても感動したのを覚えています。

アフガンへのスウェーデンからの支援はこのドイツの話と同じ、私にとってはとてもショッキングなニュースだったのです。一言でいったら「思考のレベルが高い」ということでしょうか。アフガンに来ている男性がインタビューを受けました。「あなたはなぜ家族も仕事もあるのにあえて危険なアフガンに来たのですか?」「家族は反対しませんでしたか?」この質問に対する男性の答えはこうでした。「家族は猛反対しましたよ、でも理由を聞かれてもただ”助けたい”何かをしてあげたい”という気持ちだけなんです。それ以外なにもありません」。違う男性は「僕はスウェーデンでは失業してしまって仕事がないけれど、ここなら除雪機を使える。これだけでもアフガンの支援になるなら喜んでやるよ」「今実際にアフガンに来て人の役に立てている。ただこの事実だけで僕の人生は充実していますよ」こんなことがアフガンで言えるビジネスマンは日本に何人いるだろうか?なにか大切な事を忘れて日々生活しているようでなりません。

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