セブンイレブンに学ぶ
2013-06-24 16:27
先日夜寝る前にBSチャンネルに切り替えてみると、セブン&アイホールディングス:鈴木敏文会長の「私の履歴書」という番組が映りました。
長野県上田東高校出身ー中央大学卒。その後イトーヨーカ堂やアメリカ本社を立て直し、40歳でセブンイレブンを初め今や9兆円の超巨大グループ会社に。その履歴書は周りからの猛反対にあってもPOSシステムを導入したり銀行を始めたりと「挑戦と改革の連続」だったといいます。
そして最後に、「今はお客様側に歩み寄りが必要な時代」だということで昔よくみた行商トラックが山村のおじいちゃんやおばあちゃんの所まで出向いていって販売している映像が流れました。
それをみて、”メーカーが移動販売する時代が来ている”、と感じました。
内閣府のデータを見ると高齢化率(65歳以上を対象)は今年2013年で4人に1人25.1%に、22年後の2035年には3人に1人の33.4%になると推計されています。そして2060年には国民の2.5人に1人が高齢者になる社会になります。 当然ですが、ますます複雑化するインターネット社会についていける人が少なくなり、車を運転してスーパーやコンビニまで買い物に行ける人も限られる人になるので一緒に同居している孫たちに頼む事になるかもしれません。
実際に化粧品大手のPOLAは3000万円近い内装費用をかけた「ムービングサロン」という大型バス店舗、が化粧品のみならず、ジュエリーや高級品の販売を手がけています。確か黒と赤の2台しかないですが、450点以上の商品を積んで全国を飛び回っているという事です。そしてポーラ・レディ経由の後日決済なのでバスの中ではお金(決済)は不要だということです。
このように、商品を販売するメーカーさんは今迄以上にどんどんお客様の元に出向いていって製品紹介・PRをしたり販売につなげる努力が必要になってきています。そうなると、弊社の得意とするポータブル什器・ディスプレイというものが必然的に平行して必要となり、「高品質なものを長期で使い回す」という利用方法が増えるはずです。使う回数が増えればデザイン製と共に耐久性がポイントになります。
実際、POLAはペンギンシステムを全国で1000ユニット以上ご利用頂いています。 仮店舗を作るのに、2−3人の担当者がいればこんな店舗を通常の10分の1以下のコストで作る事が出来るようになってきている時代です。 次の新しい時代にあったお客様視点のやり方、という部分でセブンイレブン
会長の視点はとても