有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

12年間一貫教育

2006-11-13 18:02

土曜日に「秋の教育スペシャル – たけしの日本教育白書2006 」という番組をやっていました。 最初の方は学校の現状をドラマ形式で紹介していたのですがあまりにひどくて子供に見せられないので、チャンネルを変えました。1時間半ほど経ってからまた見ていたら、イギリスでのラグビー高校でのスパルタ教育や久米宏 x 石原慎太郎 x たけし x爆笑問題のトークがあったのでそこからは最後まで見ました。 結局のところ6年>3年>3年で義務教育が分断されているところが問題なんじゃないかと個人的には思っています。6・3・3がいまの時代にはもう合わないのでは。お受験の為の勉強、は当然間違った教育指導だと思うけれど、それにしても3年で結果を出す、というのは結構しんどい。他の事をやる時間も余裕もない。またお役人様も一緒だけれど、3年くらいで担任を交代してしまう先生側には「ことなかれ主義」、つまり何事もなく腫れ物に触れないように3年を終える、という感覚になってしまってるんでは、と感じます。 そんな折、ちょうどシュタイナー学校の本を読み終えました。娘を1年生からシュタイナーに行かせたいな、と思っていたからです。1年生から8年生までが一人の担任。8年間責任をもって子供を見ます。9年生から12年生が専門分野を担当する先生たちがいろいろな角度から世界観を持って教育していきます。この間に中間試験もお受験もなく、子供たちは12年という長いサイクルの中でその年齢に応じて必要なことを順番に身に付けていきます。 NPO法人がほとんどなので学費は学校法人よりもかかりますが、親が参加すること、というのがまたいいではないですか!”先生のせいだ!うちのコにどういう教育してるんですか?”なんていう親とか、またその反対の事をいう先生とか・・・預けっぱなしで無責任な親にはなりたくないな、と思っています。子供はそういうところをしっかりと見ていますからね。
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