有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

休暇と会社の関係

2002-11-08 14:44

日本に戻ってきて早2週間が経とうとしている。なんだかこの2週間は体の疲れもあってかボ?ッと過ごしてしまった様な気もしないでもない。


11月になったらもう寒気がきて東京も寒くなってしまった。夏暑く、冬寒いなんて嫌だ。寒い日本を脱出してオーストラリアにでも逃亡したい気分だ。
海外に逃亡するとなると普通は有給休暇というのを取らないとなかなか長期のお休みが取れない会社が多いはず。じゃ、パンズと休暇の関係はどうなんだろう?と考えてみた。うちの会社の場合はなにせ零細企業だからその辺は柔らか。しかし会社によってお休みの取り方、の考えは千差万別なはずだ。まず前提としてパンズでは「会社にとって一番大切な人は従業員である」という考え方がある。経済誌に書いてあるような株主でも顧客でもない。2番目が顧客。1番目は従業員である。これはゆるぎない信念だ。となると、その大事な従業員がリフレッシュし、充電するのに必要なもの=休暇という方程式もありだと思う。会社の経費で英語を習いに行ったり、講習を受けに行ったり、フィットネスクラブに通ったりすることも従業員がリフレッシュし、力を蓄える事には機能するが、それ以上に休暇というのは大切な時間であると考えている。
例えばあなたが結婚していて小学生の息子がいると仮定する。明日は息子の学校の演劇発表会で息子は初めて大勢の前で劇を演じる。時間は午後の1時から3時まで。しかし勤勉でまじめに働くあなたは会社で忙しく働かなくてはいけない時間。さてそんな時どうするべきか。僕の答えは「家族を優先して時間をつくるべき」である。そう、午後の2時間会社を抜けだして息子の演劇発表会に参加するべきだ。2時間の大切な時間を作れない従業員は、たいした仕事もできない、と考えることにする。息子はサッカーの試合で決勝ゴールをあげるシーンも、お絵かきコンテストで賞をもらう場面も、できれば親に見ていてもらいたいものだし、そういうことはずっと覚えているものだ。両親が時間を作って子供が特別なことをするのを見ようとする時、そこでは家族みんなによい思い出が生まれる。それは午後の1時から3時であっても同じことではないだろうか?
こうした大切な行事を欠席しなくてはならないような仕事の仕方をしてはいけない。
以上がパンズと休暇の関係。