有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

赤ちゃんに学ぶ事

2003-03-31 15:08

仕事をしていて無理難題に遭遇したとき、やる前から「ダメだ、無理だ、できない」と 消極的意見、発想をしてしまう人がいる。


自分も”いや?、それできるかなぁ”と悩む場面にたまに出くわす。そういうとき1歳になった娘の「一生懸命に立とうとする姿」を思い出して反省する。
26日の1歳の誕生日を前に歩くことが上手になった娘はついこの前、17日の週には頭をぶつけながら、何度も前や後ろに転びながら立つ練習をしていた。(親はすこし離れた所から手をたたいて、は?いおいで?、と呼ぶだけである)どうして嫌にならずに何度も立つんだろう?とふと考えたことがあったけれど、”そりゃぁ人間の本能だからね”という一言で片づけていた。 しかし大きな事を発見した。本能であるにしても、赤ちゃんの頭の中にはきっと「ダメだ、無理だ、立てない!」という言葉がないから立てるようになるのだ。
大人は知識が増え経験を積むうちに自然と、なにかに挑戦する前から自分で判断してしまう変な力を付けていってしまう。もちろんそれが”大人の判断力”、というのだろうけれど、仕事上多々ブレーキをかけたりする。特に小さい組織でベンチャーをやろうという場合には大きな足かせとなる。ひょっとしたら歩けないんじゃないか? なんてすこしも考えていないであろう娘:Harunaはそういえば何度転んでも笑いながらまた立とうとしていた。赤ちゃんには本当に学ぶべきところが多い。