有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

今までの常識

2004-05-20 16:23

戦後から50年以上経って日本経済はGDPが50倍以上伸びたそうです。この間に日本は「世界の非常識」「多くの矛盾」を生み出してきてしまいました。


最近の年金・社会保険問題もその1つ。働かない若者が増えてきているのもそうかもしれません。
それから「なんで必要なの?」と思うたくさんの天下り団体、資金繰りに追われるだけで存在意義がない中小・零細企業などなど。
恐らくいま僕らに必要なのは”自分自身の価値観かも” と思います。 人それぞれ価値観は違っていいわけなんですが、日本人はどうも同じ価値観を求める傾向がありますね、村社会の典型です。(その証拠にいまなお紺色スーツ族が通勤電車を埋め尽くす!)
あの人はこうしているけれど自分は関係ない、ときっぱり言い切れる人は案外組織の中に長くいると薄れてしまうものです。自分自身がもつ価値観はその人の人間性を形成し、仕事での対人関係にも多大な影響があるように思います。
伸びている会社、元気な会社(例えば米国Google社)は今までの常識に関係なく自分たちの価値観で新しい常識(と言えるかわかりませんが)やチャレンジをしています。
日本の経済がもう一皮むけて元気になれるには、そんな条件が必要で、自分の価値観を持っている人がもっと増えることが必要な気がしています。