有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

祝・創業20年!

2021-01-15 09:55

今日15日はPANS創業20年の日。さすがにあっという間!ってことはなくいろいろUpDownがありました。リーマンショックと東日本大震災を乗り越えたと思ったら、今度は終わりが見えないコロナウィルス。リーマンや大震災よりも傷跡は残るでしょう。しかし会社は時代に沿って変形しながら前に進まないとなりません。土の時代は終わり、風の時代がこれから永く続くそうなので、風のように軽く自由に、もっとフランクに仕事が出来る様になってくるでしょう。キャンピングカーや旅館を使った場所を選ばないワーケーションもその1つですね。思えばパンズは最初の10年はクリエイティブ中心の会社でした。WEBデザイナーとグラフィックデザイナーがいて、WEBやカタログ、CD-ROMの制作、展示会のブース装飾もやっていました。ですが、それらは多くの割合をデザイナーが握る仕事でもあるので、デザイナーが居なくなってしまうと仕事も変わる、というジレンマがありました。また当時は企画書をたくさん作って提案していましたが、必ずしも徹夜をして練り上げた企画書が通って受注に至るわけではない仕事なので、失注した時の喪失感も嫌でした。そんなこともあって、2007年から2013年の6年間くらいはプロダクツ生産とWEBショップ運営&小売業にチャレンジしました。海外輸出も目論んでアメリカや台湾の展示会にも出店していました。つまりこれはBtoBではなく、BtoCの挑戦でした。オリジナルの携帯箸=懐箸や、携帯スマホ用のバッテリー、持ち運べるソーラーパネルなどを作って販売しました。時代の半歩先を行っていたのでそこそこ売れたのですが、充電器のような家電分野は大手が進出してきたらもう終わりです。大震災需要を最後にしてそれらもキッパリとやめました。そうしていると、創業以来ずーっと変わらずに扱ってきたニッチなアイテム=ポータブルディスプレイ=という分野がやっと日本でも認知されるようになってきて、Penguinの売上げだけでもやっていけるようになったので、2014年からは現在のポータブルディスプレイ業1本に特化して現在に至ります。コロナの影響でイベント関連がストップになり、ポータブルに運べる弊社の製品も出荷ストップになりましたが、”捨てる神あれば拾う神有り”で、店舗用に使うアルミ資材を大量に注文いただいて、現在は全国に納品しています。そのおかげもあって、今日現在忙しく仕事が出来ているのは本当に感謝しかありません。今までたくさんの人達に助けて頂きました。また、主要取り引き先であるウィーンは当然ですが、この間、台湾とも非常に強いパイプができました。兄弟と呼べる、呼び合う間柄です。とても不思議な縁だったなあ〜と感じてます。日本は台湾から学ぶ事がたくさんあります。台湾は日本と兄弟国ですし、歴史的にも理解あるパートナーなので、これから先、台湾とも大きなビジネスを一緒にやれるような気がしています。引退まであと15年くらいは頑張ろうかな!