有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

週末シェフ

2009-07-06 15:53

7月4日と5日の週末は家で”シェフ” をしました。 もともと料理は好きだったんですが、結婚してからほとんど厨房には立たずに「食べる役」、だったので久しぶりにイタリアンを作ってみようとまずは土曜日の夜、アスパラベーコンのペンネカルボナーラ +イカのフリッター、を作りました。 

これについては写真がないのですが、おつまみにイカをさばいて塩辛を作って娘に ”たべてみ、これが塩干だよ” なんていうことをやっているうちに8時近くになってしまって、嫁さんから ”まだイカのフリッターなの?もう8時だよ!” と突っ込みをされ・・・  それからは魚屋の娘である嫁さんがサッサとイカの皮をむいて小麦粉付けてジャー、と油に入れて揚げてしまいました・・・。

僕もスピードアップしてカルボナーラを作ったんですが、どうも塩加減が薄くて卵の混ざり加減もいまいち。 翌日の日曜日にリベンジを誓ったのでした。

 

そして日曜日。 気合いを入れてまずは燻製を久しぶりに作っちゃおう!と思い、豚バラと手羽チキンとタコを塩水につけて仕込み開始。 本当はソミール液っていうのを作って塗るんですが面倒なので手抜き。

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豚、鶏、タコが塩分を吸い込んでいる間にランチの準備。 作ったのはジェノベーゼエビ入りリゾット。 僕はリゾットとかパエリアとかお雑炊が大好きなんです ^。^   オリーブオイルとバターでタマネギみじん切りを炒めてエビを入れてライスを投入・・・ 、と思ったら白いライスが少ししかない!  それで嫁さんに ”もうお米ないのォ?” と聞くと ”さっき五穀米と混ぜて三合使っちゃったのよォ” というお答え。 それで ”これ入れちゃってみ!” と嫁さんが言うので、よし入れちゃおう! っていうことで白いお米(といっても6分玄米)と五穀米を混ぜました。  暖めておいたコンソメのだしを入れてかき混ぜて、というのを繰り返すとこんな風になります。

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ここに買っておいたペースト状のジェノベーゼソースを入れて塩・胡椒して終了。 最後はわざと強火にしてちょっとお焦げを作る、という裏技も忘れていなかった私は偉い! お隣さんに試食してもらいましたが、大好評でした。 もちろんお米の芯が残ったアルデンテ、です。

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作り終えたところで、さっき塩水につけておいてお肉とタコを今度は乾燥。 キッチンペーパーで水分を拭いた後、扇風機の下に置いて風を1時間くらい当てました。 キンキンに冷えた白ワインとリゾット食べてうたた寝しておきるとお肉たちがほぼ乾燥していたので、では早速、とスモーカーを取り出して準備開始。

 

サクラチップを使うんですが、コレの難点は下からガスコンロなどで火を当て続けないといけないこと。 風の強い火はダメです。 またほとんどつきっきりでたまにチップを足してあげないとなりません。  次回からスモークウッドに切り替えようと思ってます。 だいたい80度前後で煙りを出し続けます。 ↓ こんな感じ。

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そして約1時間20-30分くらいで完成—–  旨そうにできあがりました。 

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今度はカマンベールチーズ、たくあん、ししゃも、そばのポリポリ燻製、他を試そうと思ってます。

 

★今月の(自宅の)日本酒★

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お隣さんが有名すぎるお酒、島根の王録の超辛口を、僕がさ々一(山梨県・大月)奈良萬(福島県・喜多方市)を買いました。 右に移っている梅は信州の酒蔵の梅酒で付けた梅、だそうで小山商店さんで頂きました。 ご近所さんで飲み比べたところ一番人気は真ん中の「さ々一」でした。 王録は辛口だということがわかっていたのでその通りでしたが、奈良萬はどうなのかな?と思って飲むと白ワインに近い飲み口でした。フルーティーで甘く口の中で余韻が残ります。 真ん中のさ々一は万人受けするちょうどよいフルーティーさ、しっかりした味、のどごしが味わえました。 小山商店の店主さんが ”これは十四代より旨いかもよ、全然負けないよ!” と言っていたとおり。 恐るべし大月市。 山梨にこんな旨い酒があるとはねー。

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