興味深い温暖化対策
2009-08-05 13:18
涼しい8月が続いています。 太陽はどこに隠れちゃってるんでしょうか?
これじゃあビアガーデンに行ってもあまりおいしさを感じないし、海に行っても晴れ晴れとした気持ちになりませんね。
さて、
近々にpansshopでも菜食用食材・粉末スープなどを扱うため、昨日ミーティングでアプローチの方法を考えていたときに、会社のリンダがおもしろい記事を見せてくれました。
ラジェンドラ・パチャウリ、という人が提案する地球温暖化施策です。 写真をみたらTVで見たことがある人だと思うのですぐ判ると思います。
「インド生まれの気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の議長で、環境とエネルギー問題の専門家。2002年からIPCCの3代目の議長で、2007年にはアル・ゴアと共にIPCCがノーベル平和賞を受賞した」
この方はベリタリアンだそうです。 だからこそこういう施策を思いつくのだと思いますが、とても興味深いのです。
曰く、
” 食肉の生産工程は、自動車などの移動機関よりも温暖化に与える影響が大きい”
つまり端的にいうと、
”肉を食べる量を人類が減らせば、自動車に乗る回数を減らすよりはるかに効率よく温暖化を防げる” ということです。
例えば有名な話として、牛丼一杯にバーチャルウォーターが1.9リットル使われています。
水に限らず、牛や豚が食べる穀類などのエサを作るための農地開拓に森林が伐採されていたりという” 肉を食べるにあまりよろしくない地球環境問題” があることは知っていました。
でもノーベル平和賞を受賞したIPCCの代表が数字でこういう理論や施策を得くと説得力があります。
*自動車などの輸送機関で生じる温室効果ガスは
全体の13%
*食肉の生産工程全体で生じる温室効果ガスは
全体の18%
だそうです。
詳しくはこのページに書いてありますので興味アル方は読んでみて下さい。
僕個人はビーガン(完全菜食主義者)でもベジタリアンでもないんですが、この2,3年の間に特に変化がありました。 まず焼き肉やさんに行く回数は激変して、しかも牛肉というのは家でもほとんど出ません。 食べるのは脂肪の少ないチキンかビタミンB1やタンパク質の宝庫である豚肉です。 沖縄県は豚肉たくさん食べるせいか長寿ですよね。(最近は食生活がわかって違いますが)
しかし・・・ (年のせいもあると思うけど!)だんだんと体が 「肉はほとんどいらないよ!」というようになったり、周りに野菜がたくさんある住環境に住んでいたり、”おいしいハンバーガーの・・・” のような本を読んだり・・・ということで肉食については以前よりだいぶ考え方が変わってきています。
寿司や刺身、干物は大好きなので魚は食べちゃうんですが、粗悪な環境で育てられて虐殺されていくお肉達は、なんだか心理的にも ”かわいそう” という感情がでてきます。
なので、1年前くらいからは特に野菜と果物を積極的に取るように心がけています。 振り返ってみれば最近風邪をひかなくなりました。 日曜日にちょっと喉が痛くて微熱がありましたが、すっかりどこかに行ってしまいました。 菜食中心が体に抵抗力を付けてくれるのは間違いなさそうです。
余談ですが、ソーセージ、は皆さんの中では ”肉食” ですか?
きっと YES の人が多いと思うのですが、僕の中では肉、じゃなくて ”添加物の固まり” です 0。0
なのでソーセージも食べなくなっちゃいましたよ。
20代の僕を知っている人がこれを聞いたら、きっと ”人間って変われるんだねェ” っていうでしょうね!