有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

松本城と熊本城

2013-01-31 11:51

 昔から”犬飼”という性が熊本にも多いことをきっかけに、

 
何故お城も同じ黒なのか?(普通は白いよね)
*白いのは江戸時代らしいです。

何故馬刺しを食べるのか?
 
などなど、熊本がものすごく気になっていました。
 
アメリカ人で尊敬する旧友(大手外資系証券会社の偉い人です)Vicki-sanと先日食事をしたときにそのことを
話すと、熊本に住んだこともある九州通の彼女はヒントをくれました。
 
「加藤清正が関係あるんじゃないの?」 と。
 
いやあ、すごいわVickiさん!!
 
たぶん中山道を通って江戸に寄る途中に肥後国(熊本県)の文化を筑摩県に落していったんじゃあないのかあ・・・くらいの事は思っていましたが、ピンポイントで加藤清正という固有名詞が出てくると、”これはGoogleで調べられるかも!”っていうことで早速ググッたところ判明しました!
 
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加藤清正は豊臣秀吉に忠誠を誓った家臣で、当時信濃松本藩の初代藩主:石川数正の息子、つまり2代目藩主の石川康長という人と親交が深く、親友としてつきあっていたそうです。 加藤清正が1588年に九州肥後の20万石の領主となり、その2年後に豊臣秀吉は石川数正・康長親子に信濃・松本10万石を与えたそうです。山ではなく平野に城を気づくなどの共通点が多く、石川康長は清正の見識の深さを知っていたのであらゆる事を清正に相談してお城の仕様を決めたそうです。
 
下の写真、上が熊本城で下が松本城。 
 
石垣の高さが熊本城の方が高いのは、清正の技術力、だそうで当時石垣を積み上げても中に土を入れると石垣が膨らむので高くはできなかった、との事。
 
色が黒いのも、大阪城(豊臣家)が象徴であり色が黒かったので豊臣ゆかりの大名のお城は熊本、松本。岡山、広島、と全部黒、ということのようです。
 
kumamotojo.jpg
Matsumotojo.jpg
 
次に馬刺しのお話しを少し。 松本の老舗のお店”新三よし”に少しその所以が書かれていました。 やむを得ず清正が軍馬を食したのが最初とか。
 
そして不思議なんですが(偶然だろうか)、熊本の馬刺し有名店は「松本精肉店」 ←クリックでウェブサイトに飛びます。
 
 
つまり城下町・熊本市は同じ城下町・松本市にとってアニキ・アネゴ的存在なんですね!
 

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