有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

薩摩スチューデント、西へ

2014-04-02 19:32

ちょっと時間がかかったけれど500ページ程の文庫本を読み終えました。大体今から150年程前の話です。

satumastudent

400ページ位までが、海外渡航御法度の時代に、極秘に薩摩を抜けてロンドンに到着する迄、残りはイギリス滞在の話です。本当に凄いサムライがいたものだなあ~、というのが最初の感想。日本で薩長同盟が結ばれるちょうどその頃、当時世界最先端の技術を持ったイギリスで勉強していた人たちがいたとは! でもこの15日の学生と4人の秘密使節団、合計19人が帰国後日本の発展に大きく寄与したなんていうことを知ると、やっぱり若い頃に外に出て行って辛酸をなめないと人物にはなれないよなあ、と感じました。

これは薩摩人の話ですが、実はそれよりも前に伊藤博文や井上馨など、明治新政府で活躍する長州人数人が既にロンドン留学していたなんていうのも、興味を引きました。こういう本を学校の教材にして欲しかった・・・。

ちなみに、僕の名前「俊介」は伊藤博文の幼少時代の名前「伊藤俊輔」からおじいちゃんが付けたらしいです。

以下のリンクを見ると人物写真付きで分かりやすいと思いますよ。 薩摩に行く前にはコレを読みましょう!

http://bit.ly/1jXO26R

http://bit.ly/1lBCKoL