有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

卑しくなければ上手く行く

2018-10-11 14:35

10月4日のカンブリア宮殿で六花亭が紹介されていました。常々、伊那食品工業(かんてんぱぱ)のような「急成長をいましめる」と言う考え方や理念はステキだなあ、と思っていますが、この六花亭の小田さんの考えも近いものを感じました。「規模の拡大は目指さない」ということです。そして「社員が精神的にも物質的にも、より一層の幸せを感じるような会社をつくる」という部分でも似ているような気がしました。 

六花亭では月に1度、「今月の人」というVIP賞を受賞すると自社で運営する料亭に呼ばれて、役員さんたちが接待する、というシステムがあるそうです。もちろん会長の小田さんも社員さんを接待します。 こんなことされたら、この会社を離れられなくなるに決まってますね。(さらに現金支給もあり!)

2社に共通しているのは、家族的な経営である、ということ。同じ志を持つ仲間、家族である、というこの考え方はこれから益々企業の魅力になっていく事でしょう。理想的な経営は「社員みんなが幸せになるような会社をみんなで作って、会社を通じて社会貢献する」というものです。

六花亭の社長からのメッセージに、僕がいつも面接するときに言っていることと同じことが書いてありました。「自分らしいスタイルでお越しください」スーツ以外で面接や会社説明会に行くのが怖いんでしょうか・・・。

持ち味や個性を大切にしましょう。家族、兄弟だって性格も趣味も違うのですから、それをきちんと前面に出せる人がこれからは重宝されるかも知れません。もちろんそれを受ける企業側の柔軟性が大切であることに変わりはありません。