レガシーコスト
2009-12-14 18:39
会社にとってのレガシーコスト(負の遺産)ってなんでしょうか?
効率化や売上アップの為にいろいろな企業が、レガシーコストを見直すことをやっていると思います。
売れない在庫、不採算店、不採算社員、遊休土地・・・。 いろいろとあるんだと思うんですが僕が思うのにたぶん ”ネガティブマインド” や ”高慢な気持ち” ではないか、と思います。
どうせ無理でしょ!とか、○○のせいで、とか。 消極的な考え方全般です。
その反対は”ポジティブマインド”。 常に前向き、明るい、元気、活発提案、毎日やる気がみなぎっている状態。 しかし実際に常にポジティブマインドでいることは難しいし、意識コントロール= 修行も必要です。
こういった、気持ちやマインドの部分がいい結果、またはよくない結果を招く、というのは10代の頃経験があります。
自分の経験からすると高校時代のサッカー部の時に重なります。 仕事もスポーツも一緒だな、と本当に感じるのですが、2年生の時に全国大会を経験し、3年生ではキャプテンをやらせてもらいました。 キャプテンとしてチーム全体のモチベーションアップ、つまりポジティブな気持ちに持っていくことがいかに大変かを思い知りました。 目標はチームとして 「全国大会出場」、のようなものが当然あるんですが、本気度や真剣度というのはチームメイトそれぞれバラバラで、チーム練習だけで帰るやつもいたし、居残って筋トレやヘディング練習しているやつもいました。 結局3年生の時には国体選抜選手を数人要する実力はありながら ”3年生の体調管理不足” などで全国には行けなかったのですが、負けたことで多くを学びました。
他人を本気モードにさせるのは無茶苦茶難しい。
それはサッカーならフィールドに立つ11人全員が、それぞれ気づかないと無理なんだ、と思いました。 もちろん監督は(とくに当時は)怖くて厳しい人だったので、練習量は半端無く、体力的な部分では県の代表になるレベルにあったのだと思います。 が、メンタル部分で負けました。 後輩は怒鳴りつければ本気っぽく、その場は一生懸命やりますが、”僕たちは来年があるし・・・” というような気持ちがあると、その場限りの一瞬の本気で終わりです。
1つ一番早い効果は、「本気モードにないレギュラーを試合に出さず、外から試合を見せる」 というのがありました。 屈辱を経験させる。 実は自分がコレを経験させられたんですが・・・。(^_^;) 理由は忘れましたが、レギュラーであるはずなのに、ある練習試合中、90分ずーーっとグラウンドの外を走らされていました。 そうすると人は外された理由を真剣に考え始めるものです。
高校の3年間は監督に ”監督のようなこと” =つまり練習メニュー考えたり、反省会やったり= を経験させてもらったおかげで、 ” いまあるリソースで最大限の結果を残すにはどうするのか?” を考える時間・勉強をさせてもらったと思っています。
社会人になり、経営側の立場になって、そのときの経験が生きているのは間違いありません。
みなさんは、自分の気持ちを常にポジティブTHINKに持って行くために、どんな事に心がけていますか?