ヨーロッパ出張が終わって
2023-03-14 11:57
11日間のヨーロッパ出張が終わり先週帰国しました。ずっとマスクをしていなかったことに慣れていたので、羽田空港に着いて係員の方々がマスクをしている姿を見て異様に思えました(笑。なんで日本だけ?っていうね。日本はやっぱり鎖国です。政府の言う事をちゃんと素直に聞く人が多いし、外人さんたちに比べてあまり海外に飛んでいない。だから情報が偏るんですよね、特にアメリカ寄りに。ヨーロッパも実生活では電気代やガス代が高騰して大変みたいでしたけど、デュッセルドルフの展示会には世界中の人が来場していて活気が戻っていたし、コロナなんて普通の風邪レベルで話題にも出ませんでした。出張者としては円安なので”日本人って貧乏!”っていうのを実感しました。レストランでは一皿メインメニューを頼めば€20-25.0くらいなので、145円換算すると¥2,900~¥3,600。メインメニューだけでこれなので、前菜とかお酒いっぱい飲んだら軽く1万円は超えます。日本は居酒屋行って呑んでも5,000円くらいで済みますよね?ちょっと高くてお土産もホイホイ買えないなあ、という感覚でした。ちなみにウィーンで食べたラーメンは2000円でした!
日本は本当に平和です。TVをつけたらペッパーミルが売れてるとか(笑、まだコロナ感染者数がXX人ですとか、どうでもいい情報が溢れています。悪く言ってしまえば「幼稚な国」。今自分の子供3人のうち中学生1人と高校生1人がいるので学校教育が心配でなりません。日本の学校で本当は教えて欲しい事を教えてくれないからです。過去の歴史が教科書となってそれを暗記しているわけですが、そんなのは無意味とは言いませんが、これからの時代あまり仕事では使い物にはなりません。日本にあまり天才が生まれにくいのはそれも関係ありますよね、きっと。もっとお金の事(株とか財テクとか)、日本及び世界経済の事(時事)、未来技術のことなど、日本を飛び出ても海外の人と会話が出来る教育をして欲しいなと切に願います。ただ、日本はそう簡単に一度決まったことを変えられない国なので、親が勉強して子供に伝えるしかありません。
出張中にKindle版の「捨てられる日本 世界3大投資家が見通す戦慄の未来~危機の時代に備えよ」というジム・ロジャースの本を読みました。 日本はエネルギーも食料も自給率が低いから輸入に頼るしかない。国の長期債務は地方を含めると1200兆円を超えているそうですが、これだけの債務を返すべき子供が増えていない。老人ばかりがこれから増えて43兆円の医療費がさらに増えていくような事態です。だから本当はちょっと真剣にロードマップを考えないといけないのに、鎖国日本はまだ外に目を向けようとしていない、と感じます。もう移民を受け入れるしか無いのではと。 悲観してばかりいられないので僕は今日も仕事に励みます^^