低温社員
2009-04-15 19:42
AERAの最新4月号に [低温社員に火を付けろ]、という記事が載っています。
新しい用語で ”うまい表現だな” 、と思ったので読みました。
いま本当に20代社員には低温社員が多いと感じます。 低温ですから、
1: 熱くならない、クールで静か、おとなしい
2: 自己表現や直談判はやらない → メールでは上手にやる
3: 強い志や意識改革の必要性は感じていない、マイペース
、というところでしょうか。 草食系社員、とも言えますね。
これは店舗を持って接客業をしている企業にとっては致命的な事だと思います。
なぜなら、商品説明をマニュアル通りにやったり、大きな声でいらっしゃいませ、とか、ありがとうございました、が言えない店にはお客様は帰ってこないし、商品も買わないでしょう。
それはPANSのように、EC SHOPを持っている企業も同じです。
電話口でお客様にモゴモゴと聞き取れない言葉で対応する人、、早口で回答する担当者からは商品を買いたいとは思わないはずです。
どうせなら ”高温社員” になりましょう。 そうなれるかは本人の努力次第です。
熱い人は周りからいじってもらえるし、叩いてもらえます。 叩いてもらえれば吸収できることも増えます。
35歳以上の管理職視点で言うと、低温社員をいじってあげよう、とはあまり思わないですよね。
いま企業側はなんとか社員の温度を上げようと、第三者機関のプロの方にお願いして、
掃除や挨拶、お皿洗いなどの基礎教育をしているそうです・・・・ 会社も大変ですね。
ちなみにAERAに登場している 原田隆史氏のサイトはこちら→ です。