有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

シニアマーケット

2012-12-25 15:56

シルバーとかシニアとか言い方は2,3ありますが、要するに60歳以上の方々をメインターゲットにしたビジネス展開が今後ますます重要になってくる、という場面を目の当たりにしました。

アップルストア銀座に行ったら、1階ではそうでもなかったけれど、2階、3階、4階と階段をあがる度におじさんとおばさんが増えていきました。みなさん、iPadやiPhoneの購入を考えていたり相談に来たり、無料の勉強会に参加していたり・・・。 とても活発でその好奇心には驚きます。  ひょっとして、生まれてからなんでも揃っていて特に新しいモノに興味を示さない今の20-30代に比べて、シルバー・シニア層の方が好奇心においては上かも知れません。「今まで見たこともなかったようなテクノロジー」が目の前にあるんですからね。 洗濯機・炊飯器・テレビ・電話などがどんどん進化してきた時代を見てきている60歳以上の人にとっては同然の
反応なのかもしれません。孫とボタン1つで顔を見ながら話が出来るとなればそりゃあそうなるでしょう。

身近なスーパーマーケットでもその現象は顕著なようです。新聞によるとカートを軽いアルミ製にしたり、パッケージの文字が読みやすいようにショッピングカートに拡大鏡を付けたり、棚の高さを20cm下げたり、値札にカロリーや塩分表示をしたり・・・、というように様々な ”お客様対応” が行われています。

テレビを見ているとAKB48やジャニーズばかりが眼に入ってきて、「なんだか幼稚な国だなあ・・・」といつも感じるのですが、決して10-20代の人達だけが消費の対象ではなく、むしろ人口で言えば60歳以上の方が圧倒的になってきているので、ビジネスを考えたときには当然シルバーとかシニア対応、が必須となってきます。

アップルストア銀座で見た、シルバー・シニア層の方達が全員iPhoneやiPadからインターネットショッピング、Yahooオークションなどを楽しむようになることを考えると、すごーく大きな市場がそこにありますね。

モノ、じゃなくて「サービス」というのがポイントなのかな。

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