冒険の書
2023-06-16 15:40
3月に購入した本は長い間日本の学校教育に???を持ってきていた自分にとっては発見の書になりました。
「私たちはなぜ勉強しなきゃいけないの?」
「好きなことだけしてちゃダメですか?」
「学校ってなんだ?」
「なんで学校に行くんだっけ?」
これらのキーワードに惹かれたのですが、受験生の長女・長男に対して明確に答える事は今までできませんでした。でも来年高校受験を受ける次男君にはきちんと答えてあげられるようになっておきたいな、と手に取りました。
もうすでにGoogleで検索すれば元素記号も歴史上のイベント年数も簡単に調べられる時代。暗記することはAIには到底叶わず、じゃあ何故まだ昭和から、いや200年以上前から変化しない詰め込み式暗記教育を(特に小中学校で)やってるんだろう? と常々思っております。自分は18歳の時には受験がバカらしく思えて大学受験も受けていないですが、特にそれで困ったことはありません。
昔はそれが良かれと思って採用されたことも、現代社会に合わなくなってきたら変更や修正をするべきなのに、それがなかなかできないのは義務教育にとっては将来大きな犠牲を払うんじゃないかと危惧します。実際に、最近ニュースで見るのは昔では信じられない事が多いですよね。闇バイトでお店を襲うとか、回転寿司の事件とか、ちょっと前まではなかったような気がします。
思考停止を止めよう、自分のやりたい事を見つけて楽しもう、というような本です。強くオススメ。