ビジネスは難しい
2008-05-02 00:25
日付が変わってしまいましたが今日5月1日になんとかオリジナルのPANS SHOPが立ち上がりました。当初携帯箸を売り始めたときにECショップをオリジナルドメインで運営していましたが、それはレンタルサーバーに標準の機能を使ったショボイもので、名入れサービスを始めてからは対応できなくなったので、一時閉鎖したのでした。 その代わりに(楽天よりも運営コストが安いという理由で)YAHOO!ショッピングを秋に立ち上げて半年間運用してきました。
WEBSHOPというのは顔が見えない分お客様との密なコミュニケーションが必要になりますし、画面上でのわかりやすい説明ももちろん求められます。 しかしながら”出店する”という形式の運営には機能も仕様も限界があり、またこちら側の要望も増え、最終的にやっぱり将来を見据えて独自ドメインでやるべき、という判断を年明けにしたわけです。 将来を見据えて、と書いたのは英語サイト&海外為替決済ができるサイトも運用しなくてはならない状況にあるため、ということも含まれます。
さてさて”ビジネスは難しい”というのは、実は値段を決めること、だったりします。 自分たちが値段を決められるビジネスを持っていることはとてもラッキーでハッピーになれます。 予算があらかじめ決められていたり、値切られたり、ということには巻き込まれずに済みます。 しかしその金額をどの辺りに設定するのか?となると非常に難しい。
いま携帯箸のビジネスはまだ赤字です。 ウェブでの直接販売をSTOPして、卸業に徹底した方が儲けは多いかもしれません。 詳細説明は省きますが、お箸1膳の完全なエラーのない商品を、たくさん提供する、というのはとてもコストがかかります。 特に検品の時間でしょうか。 効率化を求めるのならやらないほうがいいくらい・・・というビジネスかもしれません。 しかし! 効率ばかりを求めるのもビジネスではありませんね。 僕はそういうのは嫌いです。
効率が悪いこと、儲からないことを儲かるようにしていく、というのが経営でありビジネスではないのかと思いますし、それが実現したときの喜びは耐え難いものがあります。 それから「1つくらい赤字の事業がある方がイノベーションできていろいろチャレンジするからいい」」とも思えるようになってきました。 しばらくPANS SHOPを黒字化することに注力することになりそうです、とても楽しいので^。?