有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

足し算の幸せ

2011-07-18 23:29

 最近めっきりこの会社ブログを書くのが"おっくうに"なってきています。

 
Facebook&Twitter>> Blogという図式は手軽さから言えば当然と言えば当然でBlogを書くにはきちんと時間を作らなくてはいけないのに比べて、Facebookなどは”今してること、起こっていること”を単文でiPhoneなどから投稿するだけだから気軽です。
 
そしてTwitterよりもFacebook投稿がさらに増える理由として、Twitterは不特定多数に対して発信するのに対し、Facebookはある程度は知っている人に発信するし、セキュリティ設定で、「誰にどこまでの情報を公開するか」が設定できるところも大きいと思います。 まだ日本は参加している人が少ないですが、少なくともビジネスパーソンは自分でfacebook pageを持っていないと飲んだときにちょっと話題について行けなくなるでしょうね。
 
 
さて今日は何を書こうかなあと、公園にきて風に当たりながら考えてみたら、「最近聞かれたことについて僕が答えたこと」 を書いてみよう!と思いつきました。聞かれた質問に対して明確な答えを常々用意しておくのは経営者にとっては大切だと思っているし、その答えがそのまま僕の価値観にもなっているはずなので、どんな人間なのか?何を考えている人なのか?をわかってもらうにはこういう答えから探るのが早いと思います。
 
 
1:iPad2とXOOMとどっちがいいの?
これはよく聞かれます。両方使っているとよく見えてきます。僕の答えは「仕事はXOOMなどのアンドロイド、自宅利用中心ならiPadがいいんじゃない?」 というものです。実際に数万のアプリケーションが用意されているiPadは自宅で子供たちが、教育ソフト、ゲームなど、奥様はニュース、調べ事、クックパッドで料理メニュー検索、などに使っています。 iPod touchをずっと使ってきましたが、画面の大きさから言ってiPad2がダントツ
良いですね。一方のXOOMは家に持ち帰ることもなくもっぱら仕事用ということで、PDFの価格表、写真、それから音楽も入れてあります。GoogleサービスはMail, Map, カレンダーなどもはやビジネスパーソンのインフラとも言うべきものですから、Googleに最適化されたXOOMはイコール、ビジネスには最適です。ただしWiFiモデルですからWiMaXなどのハイスピードルーターを常時持っていることが必要です。
 
2:最近どんな本がおもしろい?
僕は本を読まない人とあまり仲良くなれない人です。会話していてもおもしろくないからです。 仕事がどんなにできる人であっても、本を読んでいないというのは知らない世界への探求心ナシ、と思えてきてしまいます。逆に仕事はあまりできないけれど、ものすごい読書家だったりするとそれだけで尊敬してしまいます。僕の知らない世界をたくさん知っている人ですからいつも飲みに行きたくなってしまいます(笑。 実際に想像力・表現力やイマジネーションは本から得られる能力だと思ってます。 最近は「老いの才覚」という50万部以上売れているらしいベストセラー書を読みました。 
 
この本は2つの理由から読みたいと思いました。1つは常々日本の老人の格好悪さを嘆いていること。ヨーロッパを歩いている老人はどうしてスマートなのに日本の老人は道路につばを吐いたり、立ちションしたり・・・。正直言ってがっくりしています。そうなりたくないので読もうと思いました。 もう1つは読んでおかないと自分の周りに増えてくる老人に薦められないから。 今老人だけど満足した1日を、後生を生きられない人たちはたくさんいるんだと思います。それは戦後教育にも問題があったのだろうと少し思いますが、明治・大正生まれだった曾ばあちゃん達に比べたら、明らかに才覚がない。 だからそういう老人には”是非これ読んで変わって!” というときのためです。
 
 
3:どんな社員を採用したい?
就職活動がうまくいっていない20代の人から聞かれました。 これはもちろん前提としては「僕の場合なら、という前提で聞いてね」という条件付きです。他の会社の事はわかりません。だいたい酔っぱらっていなければ答えはいつも同じです。
 
「暗くない人、きちんと挨拶ができる人、周りの人と上手くやっていける人」 だと答えます。
 
こういう人、実はいそうで最近少ない。 目標を明確に持ってがんばってない人は暗いし、独り言挨拶をする人も多い。 人と上手くやっていける人=つきあいのいい人、コミュニケーション能力、といえますが、仕事とプライベートは別とか、面倒くさい、自分のペースでやっていきたい、というワンマンさんが多いのでこれも問題が多い。 まあ、出世なんて興味がない、成功しようなんて思わない、というビジネスパーソンならそれでもいいのでしょうけどね。
 
 
老人でもビジネスパーソンでも、同じ条件下だけど幸せに毎日を過ごせる日と過ごせない人がいます。 そんなときは 引き算の不幸、足し算の幸せ」について考えてみてはどうでしょうか? 100%満たされた状態を前提にしたら、何かが欠けると不幸だと感じてしまう。愚痴を言ってしまう。不満が出てしまう。 でも毎日のスタートがゼロベースなんだと考えられたら・・・。 あ、食べるものがある、作ってくれる人もいる、仕事もある・・・ 本当にこのことに感謝しないといけない、と思えるのではないでしょうか?
 

タグ: ,